課題と作例
春季号(193号)課題 「早春探梅」「そうしゅんにうめをさぐる」
読み方
- 早春探梅(そうしゅんうめをさぐる)
- 残寒(ざんかん)未(いま)だ去(さ)らず早春(そうしゅん)の天(てん)
- 杖(つえ)を曳(ひ)き探梅(たんばい)南澗(なんかん)の辺(ほとり)
- 蕾(つぼみ)を破(やぶ)る枝頭花点点(しとうはなてんてん)
- 泠瓏(れいろう)にして太(はなは)だ好(よ)く箋(せん)に題(だい)すを促(うなが)す
解説
「早春探梅」(早春に梅を探る)の詩題は、「早春に梅の花が咲いているか探しに出かけた様子を詩にすればよく、詩語は太刀掛呂山著「だれにでもできる漢詩の作り方」の38~43頁を参考にすればよい。
未だ寒さが残る早春に、梅の花が咲いているか探しに澗の辺の梅林に出かけて、枝の先に花が点々と咲いていたことの様子を詩にした。
転句の下に下三字には「作り方」41頁の「花點點」を置き、その上に41頁の「破蕾」と「枝頭」を置いた。結句の下三字は41頁の「托吟箋」を「促隊箋」に変え、上には41頁の「玲瓏」「太好」を置いた。これで韻は先韻と決まった。
起句の下三字には、40頁の「薄寒天」を「早春天」に変えて置き、上四文字は40頁の「残寒」を用いて「殘寒未去」とした。承句の下三字は、41頁の「沿澗邊」を「南澗邊」に変え、上四文字は40頁の「曳杖」「探梅」を用いて作成した。
作成後、内容・平仄等を再チェックして完成させた。
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