会長挨拶と会長プロフィール

会長挨拶

温故新生(視座を変えて)

会長 地藏哲皚

関西吟詩文化協会は、昭和9年に「関西吟詩同好会」として誕生し、平成30年には85周年という節目の年を迎える由緒ある団体です。平成23年12月には、内閣総理大臣から「公益社団法人」に認定を頂き大きく発展してまいりました。

現在、日本全体が成熟した高齢化社会となり、活力が低迷し、吟詠界をとりまく環境も大変厳しいものがありますが、私達は今日まで、創始者宮崎東明先生の「一生初心」、初代会長藤澤黄坡先生の「会歌」ならびに「巻頭言」に説かれた吟道精神を大切に継承しながらやってまいりました。

「公益社団法人関西吟詩文化協会」の称号は、本会が国の認定した文化団体として認められたことであり、総本部が主催する吟詠普及推進活動のみならず、各会各教室でのあらゆる吟詠活動が、社会にお役に立つ事業であると認められたものであります。
会員の皆さま、これからも自信をもって日々の吟詠活動に励んでください。

ここ数年総本部では、宮崎東明先生の会訓「一生初心」にあわせ「温故新生」のスローガンでやってまいりましたが、今回新たに「視座を変えて!」の文言を付加致しました。
「視座」とは、単に視点を変えるということだけではありません。物事を解決するに当って、
 ・表面だけでなく問題の根幹をみる。
 ・多面的・多角的な角度からみる。
 ・そして長期的な視野でみる。
そんな姿勢を大事にしてまいります。関西吟詩が永遠に進化発展するために、伝統の良い点は残して継承し、時代の変化に即して、変えるべき点は勇気を持って変えていこうと決心しています。

① 本部と地区連合会・各会は、相互の立場を理解して、共に課題に立ち向かっていきましょう。
  其の為に、地区連合会役員・各会会長先生・元老相談役参与・代議員の先生方と価値観を共有して強い信頼関係を築いていきます。
② 公益事業は、本部主導の事業だけではありません、地域・各連合会にすそ野を拡げて推進してまいります。
③ 5年後10年後を見据えて、中期的な採算改善にも取り組む決意です。

我が国は戦後の一時期、西欧化が進み日本の伝統文化が軽視され、教科書から漢詩が消えた時代もありました。しかし近年は、日本の伝統文化を大切にしようとする動きも具体化しています。平成30年度からは小学校で道徳教育の正科授業が復活するという機運もあります。
世界の経済・文化の流れがどう変わろうと日本人のこころ大和魂は、消え去ってはおりません。伝統文化・芸術はその時代時代に受けいれられ継承されていくものであります、私たちはこの伝統を継承していく為に、現実を素直に眺め、夢と希望を捨てず、真剣に取り組んでまいります。そうすれば、きっと輝かしい明日が開けるものと確信しております。

高齢化社会は、好令化社会です、吟詠は健康にもボケ防止にも、仲間作りにも、生涯学習としても最適であります。生きがいの感じられる人生を歩むためにもこれからも吟詠活動を続けて頂き、一人でも多くの仲間にこのすばらしい吟詠を知っていただき、共に学ぶ道を広げることで、社会に貢献して参りましょう。

以上

会長プロフィール

地藏 哲皚

  • 昭和35年5月
    関西吟詩同好会入会
  • 平成12年9月
    関西吟詩文化協会総本部総師範を授与
  • 平成19年6月
    関西吟詩文化協会総本部運営委員就任
  • 平成23年6月
    関西吟詩文化協会総本部理事就任
  • 平成27年6月
    関西吟詩文化協会総本部副会長就任
  • 平成27年9月
    関西吟詩文化協会総本部宗範を授与
  • 平成29年6月
    関西吟詩文化協会総本部会長就任
  • 平成29年6月
    関西吟詩文化協会総本部宗帥を授与