315 湖東 城めぐり

  • 投稿者:
    原 江景
  • 地区:
    大阪府
  • 支部:
    堀江

 
 湖東には現存する国宝の城、彦根城 焼失の安土城、長浜城と
多くの城跡があります。

中でも伊井直弼が大老になり、いちどに脚光をあびた彦根城、三百俵の捨扶持で、32才までの十五年間を暮らしたと云われた埋木舎を見学しながら、新、近江八景の一つ“月明り彦根の古城”を観る。

JR、安土駅を降り、駅前の貸自転車屋さんにて自転車を借り、サイクリング。

清々しい空気がいっぱいの田んぼ、畑のあぜ道を颯爽と安土城跡へ向かう。

約10分ほど走ると城跡公園。

そこから発掘された石段を一気に80段のぼったあたり、まだまだ5分の1にも満たない?と思いながらも頑張って頂上まで上ったんですよ(ーー;)汗汗、、、。

安土城の天主、ここにも信長・秀吉・家康が集う歴史とロマンの安土城発掘、幻の名城を観る思い、そんな気がいたしました。

上り下り1時間30分、少々体力の限界を知り、駅前に帰り飲んだ冷水の美味しかったこと。
大阪を朝9時に出発し、帰宅したのが午後七時。

初夏の近江路、湖東 城めぐりは10時間の吟行、心地よい旅の一日でした。

投稿日時: 2004/06/24 15:53:00

No.316 Re:湖東 城めぐり

  • 投稿者:
    中島菖豊
  • 地区:
    奈良県
  • 支部:
    郡山

 鮒ずしや彦根の城に雲かかる  蕪村

原 江景先生の 湖東 城めぐりの旅のかきこみを
拝読していたしましたら、郷愁の詩人与謝蕪村の 
 鮒鮓や彦根の城に雲かかる の俳句を連想いたしました。
安土城、彦根城、長浜城、などとお城の名前を聞きますと、それぞれが日本の歴史をなし終えた一つの物語の主役になるところばかりです。
滋賀は日本列島のほぼ中央に位置し、神代の時代から
の日本の大切な遺産の土地です。
大和、飛鳥、奈良、平安、と都が変遷していってもその源は滋賀近江の力があったからと云っても過言じゃないでしょうね。

原先生も古城を散策しながら遠い昔のロマンを思い感慨も一入のことでしたでしょうね。

サイクリングで巡る近江路のいかにも晴れ晴れとしたすがすがしさを感じます。
しかし原先生はお若いですね!
みどりの風も爽やかに、、、サイクリングサイクリングヤッホーヤッホー、、、たしかこんな歌ありましたぞ!

いい旅をされてよかったですね。
サイクリングがいいですね。気分晴れ晴れ!

それはそうと、堅田の落雁比良の雪、、、の近江八景
とは別の新近江八景があるのですか?
知りませんでした。
ご存知の方教えてください。宜しく。

投稿日時: 2004/06/24 23:48:00

No.319 Re:湖東 城めぐり

  • 投稿者:
    小嶋峰翔
  • 地区:
    滋賀県
  • 支部:
    滋賀吟詠嘉峰会

原 江景先生
嘉峰会の小嶋峰翔と申します。
彦根城、安土城址へ来られていたとは・・・
私は近江八幡に住んでおりますので、地元です。
仕事の関係で、安土城址の道路は一日数回車で走っております。安土城址の山頂には、当時のままの大きな基礎石が
ありましたでしょう。どのようにして上げたのか・・・?
謎でもあります。
昔は山の麓まで琵琶湖だったそうで、干拓により大きく変貌したようです。
今、家臣の羽柴秀吉などの屋敷跡の発掘調査が進められております。
中島先生がコメントされているように、近江の国は歴史の
宝庫だと思います。
近江八幡には豊臣秀次が築城した城、今は城址ですが。
その傍には、秀次公を奉った日牟礼神社がありますし、近江商人の屋敷跡など観光客が多いですよ。
水郷めぐりも有名でございます。
次回には、是非これらをお楽しみ下さいませ。

投稿日時: 2004/07/06 19:50:18