4317 本部刊行の「詩吟用語集」ありますか?

  • 投稿者:
    石の上にも3年目の@新人です。
  • 地区:
    静岡県
  • 支部:

日頃のレッスンでも、時どき「わたり」についての指導を受けます。知人に聞くと吟剣詩舞道でも、最近「わたり」という事を、強調して言われているとかです。しかし正確な事が不透明で、適切な理解ができません。本部としての解釈と「わたり」についての詳しいご説明をお願いできると、誠に有難いです。不明なことが生じると、ネットで調べたりしていますが、標記のような本部刊行の「詩吟用語集」みたいなものがあれば、ご紹介頂けるとありがたいです。
よろしくお願い致します。

投稿日時: 2010/09/01 18:12:42

No.4318 Re:本部刊行の「詩吟用語集」ありますか?

  • 投稿者:
    新人です
  • 地区:
    大阪府
  • 支部:

わたしは、「タメル」と言うことが解りません。
ナカナカどこの教室でも先生に聞きにくいものでしょうか?
私も先生にお聞きしたいのですが 聞きにくい雰囲気です。
すみませんが「タメル」もお教えいただけたらと 書かせていただきました。
よろしくお願いいたします。

投稿日時: 2010/09/02 17:37:15

No.4319 Re:本部刊行の「詩吟用語集」ありますか?

  • 投稿者:
    森口雪孝
  • 地区:
    大阪府
  • 支部:
    HP

返信がおそくなりました。ご質問の「詩吟用語集」については、関西吟詩としては発行していません。
先輩からの聞き伝えですので、声楽的に正解かどうかわかりませんが回答します。
☆「わたり」とは、平板のアクセントで子音につづく母音を同じ高さで発声し、母音の途中から音程をあげることを「わたり」と言います。
例えば、「望海(A4-2)」の詩の「鵬際晴れ開く」の「鵬際」は、「二’三’」のアクセントになっていますが、この「ほうさい」は「ホオーサイ」と発声します。正しくは「オ」の音程が「三’」になっていない場合が「わたり」となります。
☆「タメル」という言葉の解説ですが、「言葉」と「次の言葉」との間の無音のつなぎを言います。この無音状態を「間(マ)」と言います。詩心表現の最も重要な部分であり、この「マ」の取り方で吟詠力に差がつきます。
解り易く言うと、書道で「大」という字を書くときに通常は三画をひと筆でかきますが、一画目から二画目、二画目から三画目に移るときに墨の付いていない部分がありますね。一画毎に墨をつけ直して書いた「大」とひと筆で書いた「大」は「タメ」がある「大」かブツ切れの「大」かは、書道の大家が見ればわかります。
回答を参考にして頂き、言葉を発声した時、聞く人に感動を与える詩心表現ができるよう稽古に励んでください。(HP委員)

投稿日時: 2010/09/04 09:17:12

No.4322 Re:本部刊行の「詩吟用語集」ありますか?

  • 投稿者:
    新人です
  • 地区:
    大阪府
  • 支部:

「タメル」がズ〜〜ト気になっていました。
お忙しい中、ご指導いただきまして有難うございました。

投稿日時: 2010/09/05 07:40:49