600 マイクの取り扱い

  • 投稿者:
    出演者
  • 地区:
    大阪府
  • 支部:

出演の時思うのですがマイクの調整をするまでにコンダクターが鳴ってしまいあわてます。他の出演者の方もマイクが高すぎたり低かったりの方もおられます。コンダクターを鳴らすのを少しお待ちいただくかハンドマイクにしていただけないでしょうか?またコンダクターが鳴ってもマイクの調整は、可能でしょうか?よろしくお願いします。

投稿日時: 2006/05/13 23:55:01

No.601 Re:マイクの取り扱い

  • 投稿者:
    森口雪孝
  • 地区:
    大阪府
  • 支部:
    HP委員

競吟大会においてマイクをうまく活用するか、できないかによって成績に差がつくと感じられている方は多いと思われます。そのため、マイクの高さ、角度を自分にあったマイク距離に調整したいと思っても、その時間が極めて短すぎます。これはどこの競吟大会でも共通していると思われます。
なぜマイクの調整時間をもっと長くしてくれないのかの疑問について、参考意見を述べます。
40年以上昔の競吟大会では、学校の教室・講堂などがよく利用され、マイク無しで自分の生の声で競い合うのが主流でした。
それは、吟詠の第一条件は声量・迫力であり、100〜200人収容程度の場所では、マイクなど必要ないというのが常識でした。
その後、声量の少ない方、迫力の弱い方のためにマイクの利用が普及し今日ではどんな小さな会場でもマイクを使用するようになっています。
しかし、競吟大会の開始から終了まで会場利用の時間的な制約があり、時間短縮のため当初はマイクに一切触れてはいけないというルールがつくられ、身長の差を無視されていました。
その後マイクの高さは調整できないがマイク角度の上下の調整が許されて今日に至っています。
審査についても、マイクをうまく使っている方は当然よい得点が入ります。マイクに近づき過ぎたり、離れ過ぎたりすれば本来の自分の力量を発揮できないことになりますが、原点に立ち戻ってください。
マイク無しで審査委員に感動を与えられる吟詠でなければ優勝や上位入賞は望めないのです。
優秀吟者で極めて声量の豊かな方は、後から出した声が先に聞こえると云われます。それはマイクを通して聞こえる声は生の声よりもわずかに遅れるために起こる現象です。これが審査員の心に響く声となります。
マイク調整に気をとられず、声量・迫力を第一にしっかり練習を積んでくださることを期待しております。(HP委員:森口)

投稿日時: 2006/05/14 11:56:55