6215 テキストA54-3中にある「全体格」について
いつもお世話になり誠に有難う存じます。ご多用のところ大変恐縮ですが、下記のことについてご教示くださるようお願いいたします。
記
テキストA54-3、「登鸛鵲樓」の「備考」の中で、「この詩は全体格である」との説明がありますが、これはどのような詩をいうのでしょうか。詩の形態、構造上のことと思いますが、他にどのような「格」などがあるのでしょうか。
投稿日時: 2011/10/05 12:17:51
No.6219 Re:テキストA54-3中にある「全体格」について
全体格・・・「全対格」の事と思いますが?。
対句は同じ構造のふたつの句がもたらす効果を狙い漢詩では高等技法の描写(律詩では必須)として魅力ある句と思います。
絶句では
①前半の二句と後半の二句が対句になっている漢詩を「全対格」と呼ぶ。
②前半の二句が対句になっているものを「前対格」
③後半の二句が対句になっているものを「後対格」
以上のように呼ばれているようです。
投稿日時: 2011/10/07 20:10:38