6341 千曲川旅情の歌 の音階

  • 投稿者:
    yodonokita
  • 地区:
    大阪府
  • 支部:

D10-1「千曲川旅情の歌」で、「しろがねの 衾の岡辺 日に溶けて 淡雪流る」の「日に溶けて」の音階について。
ここでいう「日(ひ)」は、「日にち(月日)。(日々溶けていく)」ではなく「太陽。(熱によって溶けていく)」の意味だと思います。
すると「日(ひ)」のアクセントは平板式。
この箇所、教本では「ひにとけて 五 三半 三半 三 三 」となっていますが、むしろ「 三 三半 三半 三 三 」になるのかなとも思いますが、いかがでしょうか。

投稿日時: 2012/08/19 11:13:16

No.6342 Re:千曲川旅情の歌 の音階

  • 投稿者:
    森口雪孝
  • 地区:
    大阪府
  • 支部:
    HP委員

「日に(ひに)」のアクセントは、平板と頭高の両方があります。月日を表す「日にち(ひにち)」は平板。「日に日に(ひにひに)」は頭高。
同様に太陽を表す「日に(ひに)」も平板と頭高の両方があります。
公益社団法人関西吟詩文化協会では、「千曲川旅情の歌」の「しろがねの 衾の岡辺 日に溶けて 淡雪流る」の「日に溶けて」の音階については、「五 三半 三半 三 三 」を採用しています。
ご指摘の「 三 三半 三半 三 三 」で朗詠してもアクセント的には正解ですが、複数で一緒に朗詠するときは関西吟詩の統一詠法に合わせるようご配意下さい。(HP委員)

投稿日時: 2012/08/19 12:27:43