6503 詩吟のこころ・・・
鳥は無心に鳴くだけであるが、人はその中に心を読み取ろうとする。
詩吟もまた、単に上手に詠むでけではなく、その中に心を入れなければならないようです。
この心をいかに入れ込むかが、詩吟にとって最も難しい部分であり、また同時に詩吟の醍醐味なのではないでしょうか?
投稿日時: 2013/09/27 07:28:37
「詩吟のこころ」・・・素晴らしいテーマの書き込みをいただきました。
吟詠では、1.声量、2.迫力、3.節と言われていますが、ここからが「詩吟のこころ」表現の領域です。
★吟法一つにしても叙景詩、抒情詩、勇壮詩では、同じ吟法でも微妙に変化をつける技術が求められます。
★次に素読力です。一例をあげると、俳優とかアナウンサーのような、声とか言葉を職業としている人たちが必ずといっていいほど発声のトレーニングに使っている「外郎売」のセリフの習熟です。
この練習により次の10項目の表現を高めるとあります。
「発声」、「発音」、「訛音の訂正」、「声の出どころの転換」、「緩急(テンポ)」、「間の問題」、「昇調降調(イントネーション)」、「声の強弱」、「高揚・強調」、「調子(ピッチ)」
★そして、詩の内容の理解です。その詩を深く学べば吟詠の表現に深い味わいが出せるものです。
この他にも「詩吟のこころ」について色々な角度からのアドバイスもあると思いますが、何よりも大切なことは、「詩吟を楽しみ」絶え間なく探究し続けることかと存じます。(HP委員)
投稿日時: 2013/09/27 10:49:59