腹式呼吸で、「下っ腹（丹田）に息を吸い込め」とおっしゃる方と、「上腹部に溜め（上腹部を膨らませる）、下腹に入れようとしないこと」と教えている方もいらっしゃいます。どちらが正しいのでしょうか？

投稿日時： 2014/03/07 09:29:56

腹式呼吸の質問に対する「ベストアンサー」がありましたので、抜粋して紹介いたします。

≪通常、５００ccの空気を呼吸で使っており、残気量１５００cc更に吸える余裕のある量１５００cc、　総肺活量３５００cc。もちろん人によって差はありますが、吸えるだけ吸うのが深呼吸です。
お腹が膨らむ呼吸ならとりあえず、腹式呼吸と言えるのではないでしょうか。
腹式呼吸は、単にお腹を膨らませるのではなく、下腹部前面（腹直筋）・下腹部側面（外腹斜筋）・下腹部背面（広背筋）を広げる様に息を入れます。横隔膜を上下させる呼吸法です。≫
☆姿勢
立った方が良いですが、座っていてもかまいません。 眞直ぐ伸びて
《出　尻》・・・尻の穴を締めて、大殿筋を内側へ巻き上げます。
《鳩　胸》・・・胸を前上へ突き出します。
《上半身》・・・そのままの形をそっと骨盤の上に置くように力を抜いて下さい。
《肩の力》・・・少し前下へ抜きます。
☆呼吸法
１・・・まずゆっくり吐きます（口で）
２・・・１〜２秒で一気に入れます（鼻で）（横隔膜を下へ押し付けるようにすれば勝手に入ってきます）
３・・・更に下へ押し付け２秒静止（この時尻の穴が締まっている事。）
４・・・８秒かけてゆっくり吐く（口で）（腹筋で嫌がる横隔膜を押し上げます）。
５・・・２秒間止めます（次に入れるための準備になりますが、これは気にしなくてもいいと思います）。
これの繰り返しが腹式呼吸です。
☆ 横隔膜の上げ下げが解らない内は、下腹部を膨らませるようにして息を入れ、それを下へ押し付けます。横と後ろが広がれば横隔膜が確りと下がっています。（風船を下へ押し付けるような呼吸）
☆腹式発声は丹田で発声します。
丹田は昔からヘソ下３寸と言われて来ました。骨盤の中心です。恥骨の直ぐ上だと思ってください。
【上記の記述を参考にして頂ければ幸いです。（ＨＰ委員）】

投稿日時： 2014/03/07 13:36:22