独吟では山(例えば大山)で音階が上がる前あるいは音階が下がる時に揺りを入れることで、詩情もたかまると思いますが、合吟の場合は、こうした揺りやこぶしはどうしたら良いのでしょうか?揺りは控えるべきということでしょうか?二人の合吟の場合と大勢(例10人)でも一緒でしょうか?
投稿日時: 2017/09/13 09:35:51
和楽の原点と言われる、仏教音楽の「声明」をご存知でしょうか。CDも沢山でておりますし、ネットでも聞くことが出来ます。
声明公演は、イタリアをはじめ国内外で極めて高度な声楽であると評価されています。数十人の声明合唱による揺りと小節の素晴らしさは、一度聞けば詩吟の合吟に取り入れたいと誰もが感じられることと思います。
しかしながら、詩吟界における合吟を聞いたときに、揺りや小節が不協和音となって雑音に聞こえると耳にすることがあります。一方きれいな和音となって素晴らしい合吟に聞こえる場合もあります。
願わくば、揺りや小節のそろった声明軍団のように心に響く素晴らしい合吟を目指して欲しいと願っております。
投稿日時: 2017/09/16 00:49:34