7676 音階譜名表 について

  • 投稿者:
    鈴木芦泉
  • 地区:
    神奈川県
  • 支部:
    東京芦孝会

音階譜名表というのは、「言葉と言葉、あるいは節と節、句と句をつなぐために母音を引いて伸ばす部分の、その種類とその吟じ方を示したもの」と理解してよいのでしょうか?質問は、「その吟じ方の部分を何と呼ぶのか?」という点です。「譜」でしょうか?テキストでは「譜No(例:25)」「譜名(例:大山)」「譜(として山の形の符号)」「音階(記号に音階が数字で表示=67653'3)」となっていますが、やはりこの部分の呼び方は「譜」でしょうか?他の流派で「吟譜」とか「節回し」と呼んでいる場合もあるのかと。何か「譜」だけでは物足りなさを感ずるのですが・・・。お教えいただければ。 

投稿日時: 2018/02/14 20:27:41

No.7677 Re:音階譜名表 について

  • 投稿者:
    森口雪孝
  • 地区:
    大阪府
  • 支部:
    HP委員

関西吟詩HPの「初めての方へ」の「詩吟ってなあに」の解説部分に、次のように記載しています。
【「詩吟」(しぎん)とは、漢詩を読み下したものに、一種の節をつけ、詠うものです。最近、詩吟の会では「吟詠」(ぎんえい)という言い方が多く使われています。剣舞、詩舞を伴うこともあります。
詩はそれぞれ決められたリズムによってつくられています。朗読だけでも美しく、きれいで楽しく聞けます。節をつけることにより、さらに味わい深く表現することができます。詠い方ですが、詩文には節をつけません。大きな声で朗読し、最後の言葉の母音を引いたり、揺ったりして節をつけます。歌を歌うのと違って言葉の一字一字に節をつけないので簡単です】
ご質問の「その吟じ方の部分を何と呼ぶのか?」という点ですが、関西吟詩の競吟審査要項の説明等では、「関西吟詩の吟法を順守すること」と注意しています。この「吟法」を音階譜名表で「譜No」「譜名」「譜」「音階」と詳解しています。
詠い方ですが、「詩文には節をつけません。」としていますが、詩文の素読と朗読の違いは「緩急強弱」をつけているか否かで詩心表現の違いがあることから、「緩急強弱」も吟法の一部と解する方もおられます。
更に「吟法」の高度な技術を追求した「詠法」については、「音階の移動」、「声の止め方」、「間の取り方」、「息のぬすみ方」の他に、「静」と「動」の使い方、「クレッシェント」と「ディクレッシェント」の使い方があります。詠法の高度な技術追求は、すればするほど楽しいものです。
「洋楽」・「和楽」を問わず、声楽には様々な指導法や文献もあり、「声」は最良の楽器ともいわれます。
自分の個性を活かした声量・声質・声調を最大限に発揮し、聞く人に感動を与えることができる「究極の吟詠」を目指したいものです。(HP委員)

投稿日時: 2018/02/22 11:13:11

No.7678 Re:音階譜名表 について

  • 投稿者:
    鈴木芦泉
  • 地区:
    神奈川県
  • 支部:
    東京芦孝会

守口先生、お教え頂きありがとうございます。理解できたというよりは、理解の出発点に立てた思いです。まずは「吟法」を極め、同時に「詠法」を目指しつつ、「究極の詠法」への道の入り口にたどり着きたいとの、思いに至りました。ありがとうございました。

投稿日時: 2018/03/01 10:22:05

No.7679 Re:音階譜名表 について

  • 投稿者:
    鈴木芦泉
  • 地区:
    神奈川県
  • 支部:
    東京芦孝会

森口先生 大変失礼しました。お名前を間違えてしまいました。

投稿日時: 2018/03/01 10:58:10