| 此 地 |
易水のほとりをさす 易水は燕(えん)の西境を流れる川の名 今の
河北省保定府(かほくしょうほていふ)にあり 中部の易県に源を発する川の名で中易水(今の白澗河
で武水ともいう)南易水 北易水(澪水)という
丹は 秦の人質となったとき<幼なじみの秦王政(始皇帝)からひどい扱いをうけたという 秦王政を暗殺
するために刺客の荊軻(けいか)を見送った 此の地が易水である |
| 燕 丹 |
戦国時代の燕王喜(き)の太子 丹(たん)のこと |
| 壯 士 |
意気のさかんな者 血気にはやる男子 ここでは燕の忠臣 荊軻(けいか)
のこと(一説に送別の士 という) |
| 髪衝冠 |
悲憤慷慨の極致表す常套語 |
| 昔時人 |
主として荊軻をさす |
| 沒 |
死ぬこと 姿を消すこと |
| 今 日 |
作者が易水のほとりで送別する日を指す |
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